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すずらん (フェリー・2代) : ウィキペディア日本語版 | すずらん (フェリー・2代)
すずらんは、新日本海フェリーが運航しているフェリー。船名は北海道を代表する花であるスズランから。同社の船隊でスズランに由来する船名は、第1船のすずらん丸から数えて5代目である。 == 概要 == 先代のすずらん・すいせんの代船として、僚船のすいせんと共に三菱重工業長崎造船所で建造された。香焼工場でフェリーが建造されるのは本船が初で、2隻同時建造、2隻同時の進水命名式実施も初であった〔〔。2012年6月29日に新日本海フェリーに引き渡され、7月1日、苫小牧東港発の南行便で敦賀~苫小牧東港航路に就航した。 2003年に建造されたはまなす・あかしあの準同型船で全長、全幅などは同一である〔。推進器は引き続きCRPポッド推進を採用しているが、航海距離と所要時間のバランスから航海速力は27.5ノットと抑えられている。環境性能が強化されており、先代のすずらん・すいせんと比較して二酸化炭素排出量を25パーセント、窒素酸化物排出量を40パーセント削減した〔。一方でトラック積載能力は30パーセント増加したほか、2等船室を全て寝台化、露天風呂を設置するなど旅客設備も強化されている。工期短縮のため船体ブロックを大型化しており、船体ブロック数は設計のベースとなったはまなす・あかしあの146ブロックから68ブロックへ半減した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「すずらん (フェリー・2代)」の詳細全文を読む
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